第九夜「美味しい客」 | ハッピー★レボリューション

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ふつうの女のコが、ナンバーワンキャバ嬢になるまで。
text by 甲賀 香織

第九夜「美味しい客」(4/4)
コラム

vol.10 アフターで売上up☆

アフターとは、営業時間後にお客様とお食事やバー、カラオケなどに行くことなどを言います。
お客様と一対一の場合もありますし、複数対複数の場合や、一人のお客様に対して何人もの女のコ、という場合もあります。 時には、男性スタッフも一緒に誘われることもあります。

営業時間外なので、当然お給料も発生しません。
しかし、お客様にとってこのアフターとは、「営業時間外=仕事上だけの付き合いではない」という満足感を感じていただける、絶好の機会です。
「アフター」の活用次第では、売上向上に直結します。

では、アフターは、「どのような人」「どのような場合」に、「どのようにして」誘う(または誘われる)のでしょうか?
そして、アフターではお客様に対して、店内と違う「どんな接し方」をするべきなのでしょうか?
私の経験をもとにまとめてみました。


★「アフターに誘うべきお客様」とは?

【新規顧客候補の方】
・他店でたくさんお金を使ってそうな方
・(自分の勤める)店に何回も通ってくれているけど、
今のところ指名がない方
・辞める予定の女のコ(または、辞めそうな新人など)のお客様
(もちろん現在指名されているコの了解を得ないとNGです)
・お金はありそうだけど、夜遊びを知らなそうな方


★乗り気じゃなくてもアフターに行くべき場合とは?

【他の女のコのお手伝い、人数合わせ】
ギブ&テイクですからできるだけ行きましょう。
案外、そのまわりの方と親密になり、新規顧客開拓になることも。
ただし、自分のお客様がいる時は丁寧に断りましょう。

【沢山お金を使ってくださる方】
店内の接客だけでは、絶対に費用対効果は満たされないはず。
時間を長く使うか、VIP扱いの接客をしなければ、お客様はなかなか満足されないことも多いです。そのために、アフターでフォローする必要があります。
特に、店内で満足な接客時間を取れなかった方(他の指名や接待で忙しく、お席にほとんどつけなかった場合)。
そんな方には、店内でお席につけた時にすかさず、自らアフターを誘ってみましょう。
するとお客様は、その後お席にほとんどつけなくても、たぶん怒りません(^^)


★アフターでの接し方

「もう仕事じゃないんだから、気を遣わなくていいよ!」
アフターの時、お客様によく言われるセリフです。
でも、これを真に受けて、本当に気を抜いてしまう新人さんをよく見かけます(絶対NGですよ!)。

そんな時は
「ありがとうございます!
○○さんの前だと、つい素になっちゃう! てへ☆」

なんて、特別感を出しつつ、お客様への気遣い、そしてお客様を持ち上げて、次のお食事(または同伴)の約束まで取り付けちゃいましょう♪


アフターは、時給は発生しなくても絶好の営業の場。
無駄にせずに、しっかり狩り取っちゃいましょう(笑)。

ちなみに、上級者はアフターをネタに、こんなふうに営業メールをしたりします。


「今日はちょっといろいろあって、
○○ちゃん(お店の他の女のコ)と酔っぱらいたい気分なの!
アフター、付き合ってくださったら嬉しいな☆」


こんな感じのメールを、一斉に送ります。
するとどうでしょう?
続々と返信メールが来ちゃうんです(^^)

その中でも、次回の来店につながりそうなお客様には、即反応(返信)するべし!
この「暗黙の了解」がわからない(「俺、アフターだけ誘われたのかな?」みたいな)、方へは、
「昨日は酔っぱらっちゃってて、返信に全然気がつかなかった。残念(>_<) また今度行きましょう♪」
という感じのフォローを、次の日にきちんと入れましょうね。

では、アフターが重なっちゃったら、どうするのがベストでしょうか?
私の場合、アフターが3本重なるということも、日常茶飯事だったのですが、そんな時は他の女のコに助けてもらいながら、1つ1つを順番に回るのです!
移動中の私は、カッコ悪いほど超ダッシュです(笑)。
でもこれは上級編なので、あまりマネしないでね♪


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