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「自分が楽しむことで、お客さんはついてくる」と話す瀬奈さん。しかし、約2年のキャリアを持つ彼女も、当初は苦労をしたとか。一体どうやって、彼女は「自分が楽しむ」という働き方を見つけたのだろうか——。

——お水の世界に飛び込んでからどれくらい？
「そろそろ2年くらいですね。昼間の仕事がしたくなくて、夜の世界が楽しそうだなあと思ってはじめたんです。でも、もともと他人に興味があるタイプでもなかったし、人見知りの部分もあったので最初はちょっと大変でした（笑）」

——お店にはすぐに馴染めた？
「最初は緊張しましたね。女のコ同士の関係がすでに出来上がっているところに1人で入っていくんですから、いきなり話しかけるのも難しいですし……。だから、初日は他のコが和気あいあいとしている中で、1人ポツンと端っコにたたずんでいました（笑）」

——どうやって仲良くなった？
「普通に話しかけるのは大変。でも、お仕事中ならば、同じテーブルに着いた女のコとは、お客さんを間に挟みながらお喋りをするので、それで自然と距離を縮めることができました。オフタイムに話すネタも、仕事中の会話を通じてゲットできますから（笑）。これからデビューするみなさんも、出勤初日はかなり緊張すると思います。いきなり馴染むのは大変だと思う。でも、あまり気にしないでとにかくまずはお仕事に慣れることを考えていけば、同僚のコともすぐに仲良くなれると思いますよ」

——女のコ同士ではどんな会話を？
「やっぱり美容関係の情報交換が多いですよね。どんな化粧品を使っている、メイクのポイント、とか。とにかくみんなキレイなコばかりなんですよ。だから、刺激になる。負けないように自分もキレイでいるためにはどうすればいいか、考えるようになりますね」

——辞めたいと思ったことは？
「この仕事をしていると、必ずあると思いますよ（笑）。うまくいかないことが続くとね。そういうときには、自分ですぐに切り替えができる人もいれば、しばらく休んでリフレッシュして復帰する人もいる。普通のお仕事だと、しばらく休みます、というわけにはいかないので、それはお水の世界のいいところですよね」

——瀬奈さんなりのお仕事の「コツ」を教えてください。
「営業営業しすぎないこと、ですかね。お客さんを掴もうとして、ガツガツ行きすぎちゃうとかえって引かれることもある。だから、まずは自分が心を開いて、一緒に楽しくお酒を飲む。すると自然とお客さんも心を開いてくれるんですよ。もちろんマメにメールを送るとか、そういうことも大切だけど、まずは自分が楽しむこと。それがお客さんにとっても楽しいことだし、かならず指名につながっていくと思いますよ」

ストレス解消法は、仕事の後にお店の女のコ同士で飲みに行くことだとか。「お店のコだと愚痴も共有できるから楽なんです。それに、金銭感覚も似ているから、変に気を使わないで済むというのもいいですね（笑）」。


お仕事中はピシッとしたスーツに身を固める。アピールポイントは「脚の長さ」という瀬名さん。ミニスカートのスーツスタイルがよく似合い、セクシーさとエレガントさを兼ね備えた雰囲気を醸し出している。

【プロフィール】 瀬奈（せな） 20歳／A型／おひつじ座／東京都出身 お仕事歴：2年／シフト：週4日勤務

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【お店情報】 ROPPONGI L [el] （六本木エル） 北は北海道、南は沖縄より新人を集めてこの秋に新星オープンしたばかり。全国放送のゴールデンタイムドラマにも使われた豪華エレガントな店内。各種メディアに数々出演中！ 業種：キャバクラ 住所：港区六本木3-10-9 三経28ビル9F TEL：080-1062-1188（求人専用） 営業時間：20:00～LAST URL：http://roppongi-l.com/