てぃんくる

ある色を見た時、楽しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、
また、優しい気持ちになったり、イライラしたり…そんな経験ありませんか？

過去に自分が経験した出来事が、色を見ることによって潜在意識から運ばれてくる感情なんです。私たちの周りには、生まれた時から色々なカラーが存在し、記憶の中に映されていきます。
意識する事もあれば、無意識なこともあるでしょう。

例えば、大好きな人と喧嘩別れしてしまった日。
会話は覚えていなくても、自分が着ていた洋服の色や相手の服の色は鮮明に覚えていたり…また、その時の景色の色だけが妙に残っていたり…。
時間が経ち、そのことを忘れていたとしても、一番印象に残っていた色を違う場面で見た時に思い出したり悲しくなったりする…なんて事ないですか？
『また同じ事になったらいや…だからこの色の服を着て大好きな人とは会わない！』と意識的にまた、無意識に避けてしまう事もありませんか？

個人によって色の感じ方は多少違ってきますが、人間には共感覚というものがあって共通に感じる部分があるのだそうです。もちろん色にもあります。
例えば、『なかなか人に優しくなれない！』なんて感じているアナタはピンクの服がいいかも♪
ピンクには『無条件の愛』というキーワードがあります。
イライラしてしまっているアナタはお部屋にグリーンの観葉植物なんてどうかしら？
グリーンは「優しさ」「調和」を表します。
また、最近コミュニケーションがうまくいってないと感じているアナタならオレンジやブルーのものを意識してみて。ブルーは「冷静」「思いを言葉にする」、オレンジには「感情の安定」のキーワードがあります。
心の状態に合わせて色が語るキーワードで少しはラクになれるかも…。

まだまだカラーの世界は神秘的で「カラーセラピー」を占いと思っている方もいます。
しかし、「カラーセラピー」は占いではなく色彩療法なのです。
色を通して心のバランスをとるというのは、欧米ではポピュラーな分野ですが、日本ではまだ一部の人にしか知られていません。

アナタのバランスがとれる色を探してみてはいかがでしょうか☆