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色のつく言葉
何気なく普段使っている言葉の中に色がついている言葉がたくさんあります。例えば「赤ちゃん」。語源は、新生児の皮膚の色が赤く見えることから、この言葉ができました。「赤ちゃん」を抱いてみたときに、「生きる」というパワーが伝わってきませんか?
ほかにも「青」のつく言葉で「青二才」「青臭い」などがあります。木の実の成熟過程を色で表すと、「青緑」→「黄色」→「赤」となっていくことから、成熟してない、未熟な色ということで関係があるようです。「青」は内省の色でもあります。心の内側の色ということで自分探しに必要な色でもあるのです。
また、「黄色い声」。「黄色」はもっとも明るく、脳を刺激する色です。つまり目立つ色、注目される色でもあるのです。
こんなふうに、私たちは無意識にいろんな色を使って物事や感情、状態を表現していますよね。ちょっと色を意識してみると、新しい表現がアナタの中で見つかるかもしれません。