第二夜「体験入店」 | ハッピー★レボリューション

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ふつうの女のコが、ナンバーワンキャバ嬢になるまで。
text by 甲賀 香織

第二夜「体験入店」(4/4)
コラム

vol.03 お店の規模、ヘアセットやドレスについて。

地域によっても、お店の規模はまちまちです。
水商売で代表的な銀座でいう大箱とは、在籍ホステスが50名以上の規模のお店を指します。
中箱は20〜30名、小箱は10名以下のお店が目安です。
一方、六本木でいう大箱とは、100名近い在籍を指し、店舗面積も銀座の2倍はあります。
同様に中箱も、30〜40名、小箱は20名以下くらいを指します。地域によって、大中小の認識はまちまちなようです。

ホステスさんの衣装のドレスやお着物は、基本的には自前のものを使います。
ただ、新人さんにはお店のドレスを貸してくれることも多いのでご安心を。
銀座のクラブなどでは、人によっては、毎日着物で出勤することが契約に入っている場合もあります。
そのほか新調日という日に新しいドレスにしなければ、罰金というお店もあります。

ほかにも、ドレスに合わせるパンプスは、ミュールやサンダルはマナー(ルール)違反、つま先があり、ヒールの高い靴を履かなければいけないなど、細かいルールがあります。

また、主要地域では、ヘアセットを義務付けているお店が多く、そのため、例えば銀座には、シャンプー台のない美容室(カット・パーマなどの施術をしない)がビルの一室に数多くあります。

店によっては、更衣室にヘアメイクさんがやってきて、店内でセットするところもありますが、いずれの場合も、髪のセット代(2,000〜3,000円)は自腹です。

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