エンタメ情報 -S×M往復書簡 |
第24回 人類の損失 |
弱い自分も時にはカワユス☆ |
みりは、社会や歴史分野のテストで最高11点しか取った事がない為、この人類の流れの詳しい事をほぼ一切知らない。先日もよく当たる占い師さんに「みりさんの星は、天下の織田信長にとてもよく似ている」と言われて奇声を上げて喜んだが、そもそも織田信長が何を成した人か知らない。「鳴かぬなら殺してしまえホトトギスの人よ!」って言われて、「みりは殺せじゃなくて『死んでしまえ』って思う」。そんなレベルだ。 つう訳で、マーキーからのチンプンカンプンなお題にまるで生理2日目の憂鬱(ゆううつ)さ。息子(11)に人類の損失を尋ねたところ、「思いやりの心」と言った。嘘つけ! この前肩もみ10分の約束を2分に値切り倒したじゃねえか(>_<)。 そもそもさ、人類が得たものって何? そしてそこから失ったものって何よ? 確かによく言われるわね、便利過ぎてみたいな話とかさ。わかんないけど例えば、赤ちゃんのオムツが布から紙に変わった事で、人間の感度が劣ったとか? 乗り物が発達して歩かなくなったから人体の老化が早いとか? 大人のオモチャが凄過ぎてチンコいらずとか?(汗) 進化の果てに......な感じの事っしょ? みりはそれは、わかっちゃいるけど怠けてしまう人間の言い訳なだけだと思うのです。 出来なくなってしまった事、わかってるけど面倒でやれない事、出来る事なら誰かのせいや時代のせいにしたいじゃんね。生まれてから死ぬまで、ずっと強く強く居続けるなんて無理だもの。疲れて死んじゃうわよ(>_<)。たまには自分の弱さを他のせいにしてちょっと逃げるくらいでいいのよ。そして助けられたらそれにまた感謝する気持ちが出てきて頑張れたりすんだから♪ だからこそ思う。果たして本当にあたし達は何かを失ってきたのかしら、と。いつもいつの時代も、目に見える様々な進化と退化を繰り返して、紆余(うよ)曲折しながら完璧であるはずの自分達の愛やテーマを思い出し、気づきの中で未来を信じて成長していく。これが人生じゃん? 都会化されて視力が落ちたからこそ気づく事だってある訳よ。寛容な男を振り回したあげくに振られて気づく事だってある訳よ(T_T)。 最初からあたし達は全部持ってんのよ。純粋に自由で幸福なもの、そういう必要なもの全てを人類全員が持ってる。環境はどうあれ、それは絶対よ。潜在意識に沈んでるから思い出すのに時間がかかるだけで。失うものなんて何もな〜い! だから不安にならず、明日へ行きましょ♪ 鳴かぬなら別の鳴く奴探すわよっ!ってくらいな感じで(^_−)w |
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