Dr.赤枝の街角女性健康相談室
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第27回、Dr.赤枝の街角女性健康相談室

Dr.赤枝プロフィール
尖圭(せんけい)コンジロームってどんな病気?「子宮がん」の原因になる、って聞いたけど、ホント?

性器のまわりなどにイボができる性感染症の一種

尖圭コンジローム(尖圭コンジローマー)は、性感染症の一種。性器や肛門のまわりに、先がとがった米粒程度のイボができる病気です。痛みやかゆみなどの症状はありませんが、短期間でイボが大きくなったり数が増えたりするので、早めに治療を始めることが大切です。イボが米粒大より小さく、数も少なければ(3個以下が目安)、塗り薬による治療も可能。クリームタイプの薬を1日おきに塗って、経過を見ます。でも、イボが大きかったり数が増えていたりするときは、レーザーや電気メスでイボを焼き切る治療が必要になります。尖圭コンジロームの原因となるウイルスは、セックスによってうつる場合がほとんどです。お風呂やプール、タオルの共用などでうつることはありません。

尖圭コンジロームが子宮がんを引き起こすわけではありません

尖圭コンジロームを引き起こすのは、「ヒトパピローウイルス」の6型と11型です。注意が必要なのは、このウイルスに感染している人は、同じウイルスの16型や18型にも感染している場合が多いこと。16型、18型は、子宮頸(けい)がんの原因となるウイルスなので、感染がわかった場合は定期検診を欠かさないようにしましょう。尖圭コンジロームのウイルスは、正しく治療をすれば2年ほどで体内から消えることがあります。検査をしてウイルスが消えていたら、予防ワクチンを接種しておくと安心。子宮頸がんと尖圭コンジロームの両方を予防するワクチンを選ぶこともできます。体内にウイルスを持った状態でも妊娠・出産に影響はありませんが、赤ちゃんへの感染を防ぐため、出産は帝王切開で行います。

1.久しぶりのカラオケ
2.自宅で近所のおじさんと飲み会
3.助産師学校で講演
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監修/赤枝恒雄 構成/野口久美子 イラスト/桜井輪子
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