Dr.赤枝の街角女性健康相談室
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第003回、Dr.赤枝の街角女性健康相談室

Dr.赤枝プロフィール
胸にしこりが......。このまま放置しておいてもいい?

お風呂上がりに、胸にしこりを発見! コロッとしていて、つまんだり押したりしても痛みはありません。このまま放っておいても大丈夫でしょうか? 今、20代で、これまで乳がん検診を受けたことはありません。特に体調も悪くないのですが、なんだか気になります......。

まずは正しい方法でセルフチェックを。気になる場合は病院へ!

胸にしこりができる原因は、いろいろあります。乳腺症と呼ばれる特に問題のないもののほか、月経前の胸の張りをしこりと感じることも。また、チェックするとき胸を強くつかんでしまうと乳腺(母乳を分泌する腺)に触れるため、それをしこりとカン違いしてしまうことも多いようです。気になる場合は、乳腺外科で診察を受けておくと安心です。

気になる病気の予防&早期発見のためには、セルフチェックが有効です。注意が必要なのは、胸を手のひらで軽く押すようにしたとき、パチンコ玉やサイコロのように硬く感じられるしこり。また、両腕を上げ下ろししたとき、左右の胸が同時に動くか、胸を張ったとき、胸にえくぼのようなくぼみができないか、なども確認しておきましょう。

急に生理痛がひどくなりました。ラクにする方法はある?

ここ2ヵ月ほど、急に生理痛がひどくなりました。一番つらいのは生理が始まった日で、痛みのせいで何も手につきません。今までは生理痛があっても年に1〜2回。そのときも、これほど痛くありませんでした。急にひどくなったのはなぜ? 何とかラクにする方法はないでしょうか?

疲労やストレスが関係していることも。日頃の生活を見直して!

急に生理痛がひどくなったときは、まず毎日の生活を見直してみましょう。生理痛は、体調やメンタル面にも深くかかわっているもの。睡眠不足や不規則な生活、疲労、ストレス、タバコなどが原因で痛みが強くなることもあります。痛みがあるときは、無理をしないのが一番。できるだけ身体を休め、静かに過ごします。自分の好きなことに時間を使うなど、痛みのことばかり気にしないようにする工夫も必要です。どうしてもつらいときや、仕事に支障が出るときなどには、市販の鎮痛剤を飲んでもよいでしょう。

薬を飲んでも痛みが治まらないときや、生理のたびにひどい生理痛が起こる場合は、婦人科で診察を受けましょう。子宮内膜症などの病気が原因となっている可能性もあります。

1.かわいいバっケージ!
2.Dr.赤枝 ☆ 加藤鷹
3.「癒しフェア」にて!
1.「ガールズガード」のコンドームはパッケージがオシャレ。女のコの身体を守る必需品。避妊だけでなく、性感染症を予防します。赤枝先生の相談室へ行くともらえるよ。
2.8月7〜9日に開催された「サマーソニック09」で、加藤鷹さん(左)と「性感染症から身を守るために必要なこと」についてトークする赤枝先生(右)。
3.8月8〜9日に東京ビッグサイトで開催された「癒しフェア」。2日間で約60名の方がエイズ検査を受けてくれました。
Dr.赤枝はココに出没!!
監修/赤枝恒雄 構成/野口久美子 イラスト/桜井輪子
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