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女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業!

09時限目

ファンタジーを見分けるべし。 ① (1/2)

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四コマ

AVの撮影ではいろんな性が錯綜(さくそう)しています。
それもこれも、男のファンタジーをかなえるもの。
今回は、夢を与えるために淡々と行われる、AV撮影の裏話をお届けします。
 
『てぃんくる』の読者さまは皆女性ですのでいきなりアレですが、世の中の男たちにモノ申したい。
今回はそんなお話でございます。
え~、何ソレ!ってそこのあなた!!
男たちの勘違いはいずれ巡り巡って女子に返ってきちゃうんですよ!!
あな恐ろしや!!
 
AVの撮影現場、と聞いて皆さまは何を想像するでしょう。
女子からしたら「キモい男優さんでもいろいろしなきゃいけないから、女優さんって大変だなあ」とか、「痛そうだなあ、演技してるなこりゃ」という意見がほとんど。
 
ところがどっこい、男子に聞いてみるとですね、「すんげえ気持ちよさそう(女が)」「こんな激しいのやったら女も失神しちゃうな!」「まねしてみよう」とかとか。
 
オーイオイオイ!
君たち、なんもわかってねえな!!と、小一時間正座させてネチネチ説教してやりたいです。

撮影現場でムラムラする?

私がAV会社に入社したとき、女友達からは「へー、あんたらしいやね」と、いい意味でおもしろがられたのですが、男友達からは「え? マジ生でエッチ見られるの? それって仕事になんの!? ムラムラしねえの??」と、あっちの方向に興味津々。
 
そういえば今の会社の説明会に参加したときも、社員さんに「仕事中、勃起(ぼっき)したりしないんですか?」とトンデモナイ質問をしてる輩(やから)がいました(笑)。
こんなトリッキーな質問がくるのもAV会社ならではですが、AV社員の皆さまは、魚のような死んだ目で「そんな余裕はありません」と答えていたのが印象的でございました。
 
断言しましょう。
よっぽどの才能の持ち主でない限り、男子はAV現場を目の当たりにしたら萎(な)える!!