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「ここだけの話」略してココ話 第47回 取材ってどーなの?
雑誌やネットなどの取材を受けるのは、指名を増やす方法のひとつ。また、プロのカメラマンに写真を撮ってもらったり、自分の話が記事になったり、ちょっぴり芸能人気分を味わえます。今回は、そんな取材にまつわるお話をご紹介。
BACK NUMBERS
海外ロケでぬか喜び
グラビア撮影でサイパンへ!撮影の合間で遊ぶぞー!と意気込んでいたんだけど、天気がよければビーチで撮影、天気が崩れればホテルで待機、食事すら撮影を兼ねて…と、拘束されっ放しで、だし自由にできる時間まったくなし。もちろん観光どころか海にも入れず。30分だけお土産を買ったら、もう帰国って…。写真じゃ笑ってるけど、全然楽しくなかった。タダだから文句も言えないけどさ。(性感ヘルス・24歳)
雑誌掲載が裏目に!?
雑誌にちょっと目立つように載ると、それを見た人から店に電話がかかってくる。予約の電話かと思いきや、私本人と話をさせてくれだって。しかも営業時間中なのに話が長い!こっちは店に来てくれてるお客さんを待たせてるのにさ。話があるなら直接来いや!人の商売の邪魔をしないで欲しいよね!(キャバクラ・ 23歳)
カメラマンを逆指名
雑誌に写真が出るとき、写真の大きさやカメラマンによって反響に差が出るんですよ。おかげさまで人気がある私は、店にも多少わがままが言えるんです。だから、媒体によってお気に入りのカメラマンを指名しちゃってます。同じ雑誌でも、うまいカメラマンとそうじゃない人っていますからね。反響のなかったダメなカメラマンの取材は、お断りしてます。(性感ヘルス・21歳)
取材されつつ営業活動
私は、普通のお客さんを接客するときより、取材のときの方が5割増しくらい良いキャラクターで応対する。だって記者やカメラマンの人が気に入ってくれれば、誌面でもよく扱ってくれるかもしれないし、また取材される可能性が高いから。それに男性記者なら、お客さんとして来てくれることもあるでしょ。中には取材の翌日に指名で遊びに来てくれた人もいたよ。記者の人がお客さんになると、いろいろなお店の情報を流してくれるから便利なんだよねー。(イメージクラブ・20歳)
取材陣も所詮は男
取材の人も同じ風俗業界の人間なのに、わたしらの仕事をわかってない人が多い!マスコミに出るからにはいい記事にして欲しいので、取材の人やカメラマンにお世辞も言うよ。それで気をよくしたのか、早速お店に来てくれるのはいいけど、お世辞を真に受けて必死に口説くな!ましてや「外で会おうよ」「おれと付き合ってくれ」は論外だろ。彼らの職業上、こっちも普通の客以上に断るのに神経使うんだからさ。(性感ヘルス・20歳)
 
  「タダだから文句も言えない」と言いつつも、やはり海外へはお金を払ってもプライベートで行くべきなのね…と「性感ヘルス・24歳」さんは思ったに違いない。そのためにも、日々お仕事頑張ってください!さて、次回はなんと最終回!9/9更新です。お楽しみに!  
 
イラスト/松本薫